願いと紡ぐ 君の物語 * Love, Adventure, Survival, Education, Kizuna, Wish. 言葉と愛する 魔法と生きる 詞と生きる

227.異世界を生み出す存在【Chrono Chronicle】

Existence that gives birth to another worlds

スケルトン兵へ

「 私と このマスタールームを 警備せよ 」

スケルトン兵は サッと礼を取り

マスタールームから出て 扉付近に陣取り

門番の如く 警護にあたっている

この1体は ひとまずこれでよしとしよう

 

- リリン ディオ ここでは手狭になる

 次元城の上空へ出よう -

- イエス マスター -

- 御意 -

私は首肯して 次元城 屋上上空に転移する

 

この次元の世界を展望しながら

スケルトンを1000体と作成生産するには

マスタールームでは狭すぎる

広い場所で行うのがいい

次元城外の 広い原野で作成してもいいが

その後 そのまま放置もなんだかな

1000体のスケルトンの光景は ちょっと怖い

緊急時にはいいかもしれないが

平時からそれでは 次元城の者も 都市に人が増えても

あまりにも 不自然な気になる

次元城内でも 防衛力として配置できなくもないが

どうしたらいいか

リリンと ディオも 到着していた

- 次元城下都市のまわりの原野でも

 1000体いけそうですが 光景として

 異様な感じとして 見受けられる可能性が あります -

「 そうであっても 示威行為として

 我が君の凄さを 理解させる機会に

 できる可能性があります 」

リリンには 同意見

ディオの意見は ちょっと怖いよ

やはり 野に放置とはいかないね

 

- 別の場所 別の空間 別の世界があり

 そこから 適宜派遣するなら どうでしょうか? -

「 いいですね その世界に待機させ

 必要な時に 召喚するようにする 」

なるほど

「 ふたりとも ありがとう

 その案でいこう 」

リリンとディオは おぉといった感じで

好意的な反応を示してくれた

私なりに もう一度確認するように話す

「 また別の空間を持っておいて

 そこに平時はいてもらい ローテーションで

 次元城の 巡回警備などでで

 派遣する 召喚することをする

 というのがいいかもしれない

 その案でいこうと思う 」

ふたりにも 話しながら確認する

概ね 良好のようだ

 

「 他の世界や空間を用意した方がいいな

 別世界 異世界を 世界を作成しよう

 今は 魔力も豊富にある 体調もいいし

 世界を一つと言わず いくつか作成しよう

 多分 作成後 すぐ休みたいと思うから

 終わったら マスタールームに転移して

 すぐ眠りに就くから

 その間や その後の 防衛をよろしく頼む 」

ふたりが 賛意を示す

 

よしでは 世界をつくってみよう

ステータスを チェックして UIを操作していく

称号 名を 戻す

世界を生み出すには 次元の魔導師の称号や

ほかのチカラが必要だ

リスクはあるが 適切に使用しないとね

では世界を作成しよう とその前に

ざっくりと 構想を二人に説明する

「 6つの世界を 新たに順に追加する予定だ

 魔力は足りると そう感じる

 確実に疲れるだろうけどね

 世界は

 1.亜空間 2.異界 3.宇宙空間

 4.無間地獄 5.終わりの世界 6.仮想世界

 これでいくよ 」

ふたりは 思い思いに

各世界のことを 思案しているようにして

はいと 応えてくれている

世界が6つだからね それは いきなり6つもと

なるかもしれない 自分でも不思議だ

この6つに 思いつき実行しようとすることに

ふしぎだなと 思う私と 当然とする自己が居る

 

さぁ 世界を生み出すぞ

息を長く吐いて いざスタートしていく

私の魔力が高まっていく

亜空間 作成 完了

異界 作成 完了

宇宙空間 作成 完了

無間地獄 作成 完了

終わりの世界 作成 完了

仮想世界 作成中 途中システムとの連携を

他の世界よりも より可能として続行していく

作成 完了

これで ひとまず 世界を生み出した

 

- おおぉ 世界の創造主 -

「 これほどの異世界を生み出す偉業

 素晴らしいです 我が君 」

次元城上空は それほど変化はないが

ふたりには 感じているものがあるのかもしれない

「 うん お疲れさぁm 」

ドンッと 魔力消費が 襲ってくる

まずは一気にきて さらに継続的に消費する感じ

久しぶりに堪える感覚がのしかかる

ディオが 駆け寄ってくるが

手をすっとあげて 大丈夫だと制止する

ディオは 安心したようにいながらも

周辺警戒を怠っていない

リリンとディオは 警戒を張っていくれている

凄いなと感心する

私は ステータスやログをチェックしていく

各世界の 世界権も 無事クロノになっている

 

では すぐ休むから

と ふたりに気配り目配せして

マスタールームへ転移して ベッドに眠り込む

「 つかれぇt 」

言いかけて入り込むやいなや すぐ眠りに落ちた

 

 


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