232.ナイトパリィア【Chrono Chronicle】

Knight parryer

「　ナイトシールダー　起ちあがって

　暫し　控えていよ　」

ナイトシールダーは　礼を決めて立ち

寡黙なまま　私の側のディオの隣へと

移動して立っている

さて　次の騎士を　と思う

作成に集中する

守護騎士をイメージする

守護する　剣を構え　護る

受け流し　攻撃をはじく　パリィスキル　など

情報をプログラムしていく

守護騎士　作成する

魔力を消費

無事　完成したね

目の前に　全身鎧の騎士がいる

私はチェックするように　騎士の回りを

さっと見て回る

全身白く輝く重厚な騎士装備

長身　体格はナイトシールダーより細身

右腕に　板のような大剣を持ち

左腕は　鉤爪付のような小手

背中には　2本の腕のようなものが伸び

その先に　レイピアのような剣を

それぞれ備えている

正面に戻って　騎士の前に立つ

騎士に向けて

「　これより

　『　ナイトパリィア　』　とする

　騎士として振舞え

　撥騎士として　今後仕えよ　」

ナイトパリィアは

返礼のポーズで　受けてくれた

魔力消費や達成感を

静かに感じている

「　ナイトパリィア　起ちあがって

　暫し　控えていよ　」

ナイトパリィアは　礼を決めて立ち

寡黙なまま　ナイトシールダーの隣へと

移動して立っている

「　彼ら騎士のために

　装備部品　武器防具の

　補充予備分を作成しよう　」

私はそう言って

装備部品や　武器防具の

ストック分を作成して　ストレージに収納した

騎士に向けて

「　これでストック分がある

　もし壊れることを気にせずに

　守護に励めよ　」

騎士2体は返礼のポーズをする

「　あ　そうだった

　カード化すればよかったんだ

　あと　ステータスカードも渡しておこう　」

訂正して言う

ストック分を　カード化にする

ステータスカードには　体液によるものでなく

個人情報などで　書き込んでものを

準備していく

「　これでいいだろう

　カードとステータスカードを

　騎士装備に収納して　適切に使用してくれ

　これから　紹介する女性に

　専属で従ってもらう

　各自の守護対象の　守護をしてもらう予定だ

　いまから鍛練場へと行き

　それぞれの　動きをみたい

　手合わせを　よろしく頼む　」

ナイトシールダー　と　ナイトパリィア　は

返礼ポーズしている

マップを確認　今幸いなことに

鍛練場は　誰も使用していないみたいだ

「　ディオ　リリン

　ふたりの騎士たちを　鍛練場まで

　案内しておいてくれ

　私はここの片づけをしてから　転移して

　すぐ向かうから　」

－　イエス　マスター　－

「　御意　」

作業場から出ていく中で

私は　作業場の様子を再確認する

もっと設備も充実さえていきたいなと思いつつ

作業着から　着替えて　転移した

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