229.マナティア【Chrono Chronicle】

Mana tear

疲労感はあるが　まだまだ休まなくていい感じがある

さて　次は　どうしようかと思うと

今度は　ディオが

「　よろしければ　さきほどの圧縮を

　魔法にもされてはどうでしょうか　」

そう提案してきた

魔法の圧縮か

「　魔法のカード化とか　アイテムのカード化　など

　したことがあったかと思うが　」

「　はい　カード化や　珠化されたことが

　おありかと思いますが　」

「　したような気がする　したかな　」

それを　より精度を高め　より珠化することや

結晶化することを　確立されてはいかがでしょうか　？　」

うん

できることを　よりしっかりと意識することや

より体系化や確立したものとして　扱ったら

どうかということを　ディオはいいたいのかも　しれない

「　できることを　さらにできるように

　していくことは　よいことだということかな　」

「　おっしゃる通りかと　我が君　」

カード化のように　珠化や結晶化することを

よりイメージしてみる

今までやっていたことを　より意識してとらえて

やってみることにする

「　わかったよ　ディオ　ではやってみよう　」

「　ありがとうございます　我が君　」

今までのカード化や　珠化をさらにイメージを磨いていく

珠　結晶　を　両手の内側にあるようにイメージして

練っていく　魔法をスキルの　エネルギーを練り上げる

魔力操作を続けていく

練って　圧縮して　込めていく　過程を経ていく

わずかに　雪だるま式に　何かが出来上がりつつある

珠のような　結晶のような　もの

魔力のチカラを　封じ込めた　球ができた

手にとってみる　使う者の意志によって

その物体の大きさは少しだけ調整できる

この珠というか結晶の場合は

魔力を込めたもの　使用者に魔力を与えることだったり

魔力をわずかに向上させるチカラがある

「　これは　魔法を珠化結晶化したものではないが

　基本的には　このようなものかと思う　」

「　これらによって　追加で効果をもたらすことが

　できる可能性が増えるかと　考えております　」

とディオが応える

これを確立させるために　名付けが必要だな

どんな名がいいだろうか

目に見えないエネルギー　魔法やスキルなどを

珠化結晶化すること　見えないものから

目に見える形で現れ出でたもの　ある意味感動がある

感動であふれ出るエネルギー

「　このようなものを

　『　マナティア　』　または

　魔泪　魔泪晶　魔泪珠　と名付ける　」

「　かしこまりました　我が君　」

－　イエス　マスター　－

カード化のように　マナティア化していけば

これからもっと便利になりそうだ

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