願いと紡ぐ 君の物語 * Love, Adventure, Survival, Education, Kizuna, Wish. 言葉と愛する 魔法と生きる 詞と生きる

CC.312.模擬戦闘から逃亡者の追撃へ【Chrono Chronicle】

Pursuit of fugitives from mock combat

「 クロノさまー

 どうやら メイドバトラーの

 模擬戦は終わったらしいよ 」

「 わかった ありがとう

 サキュバス 」

そう言って 生産を手を休め

東屋から出歩いて 眼下をみはる

 

メイドバトラーが

ともに服装ボロボロになりながらも

不敵な笑みを 浮かべあっている

結構 派手にやったなと

思いながらも だいぶ満足している

みたいだ よかったと評しよう

深くは聞かない方がいい



傭兵たちも 呆気にとられている

そして 警報がなる

この機会に逃亡しようと

している輩がいるみたい 

同じく 警報に気づいた

メイドバトラーたちは

模擬戦闘後のままから

逃亡者への追撃へと

不適な笑みのまま 開始する

 

「 うわぁ 今の

 メイドとバトラーに

 目をつけられたら 大変だぞ 」

そう心配のことばを発した

念銃は威力がないといっても

それは メイドバトラーの

持っている武器に比べたらであって

そこそこ威力がある

当たり所が悪ければ

それは重症になるような威力だ

 

逃亡する傭兵へと

威嚇射撃 逃げ足を止める

さらに射撃 足に掠め

ダメージが入る

これで満足に逃亡はできないだろう

それにしても

銃の扱い上手くなったな 

メイドバトラーは

さきほどの模擬戦闘の興奮

冷めやらぬまま 構えて

逃亡者へと向かっている

傍目から見てても怖い

もはやメイドバトラーが傭兵

 

メイドバトラーが

銃で制圧しつつ詰問している

逃亡者は 何か意図があってか

意味あっての 逃亡なのかと

私は 警戒度を高めて

聞き耳スキルで聞いていたが

そうではなく 恐怖と

今なら逃げられるのではと

淡い期待をして衝動的に

行動をとったらしい やはり

これ以上の増援はないか

半ばひきづられる恰好で

集団に戻される

 

メイドバトラーは

逃亡者を集団に戻し こちらに来た

「 逃亡者については お疲れ様

 念銃での模擬戦闘は

 どうだったかな? 」

「 はい 大変よいトレーニングと

 なりました また機会を

 頂けますように 日々努めます 」

うん それはよかった

「 そこの念銃弾を

 ストックとして持っていればいい

 それから 身なりを整え 

 しばらくゆっくりして

 通常体制に 戻ればいい 」

ハッと応えて 持って行った



念銃はいいとしても

念銃弾の備蓄や補充補給が

やはり この武器の肝だね

と 生産を続ける

 

連射機能もあるので

さらに大量生産するぞと意気込む

「 がんば クロノさまー 」

サキュバスの 軽すぎる

応援を受けて 作業する

 

 


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