願いと紡ぐ 君の物語 * Love, Adventure, Survival, Education, Kizuna, Wish. 言葉と愛する 魔法と生きる 詞と生きる

CC.303.ふたつの世界の通信チェック【Chrono Chronicle】

Communication check between the two worlds

「 皆の準備が整うまで

 作業場で待つとする リリン

 その時に また連絡してくれ 」

と告げる

 

すると ディオから

「 メイド バトラー 各6人

 もう準備できております 」

才蔵も

「 こちらも すぐ動ける

 手筈となっております 」

ルティも サキュバスも

もういいよ といった感じだ

待つつもりだったが

もう向かおうかな

「 それじゃ 行こうか 」

ハッと応えが返ってくる

 

浮遊城に一緒に行くメンバー

浮遊城組を 認識する

次元カーテンを出す

「 行先は 浮遊城だ

 くぐり抜けてくれ 」

次々と カーテンをくぐる

最後に 私だ

「 いってきます 」

いってらっしゃいませ や

お気をつけて など

言ってもらえたことに

首肯して 踵をかえし

次元カーテンを

ファ っとくぐり抜けた



浮遊城 大広間に到着

次元カーテンは静かに薄く消える

「 さて まずは

 浮遊城内のことをしよう

 ここは 次元城より

 小さい造りだ

 私は 各部屋づくりを

 していこうと思う

 その間は 皆は

 この浮遊城のことを

 見て回ればいいよ

 神天使たちがいるが

 そこは あまり気ににしなくて

 いいからね 」

と伝える

ハッと応え それぞれに

散っていった

 

私は いろいろ

次元城と同じような感じで

部屋をつくらないとね

と 作業を開始した

 

浮遊城の 改修作業

大広間

謁見の大広間

食堂 調理場

談話室 談話室の準備室

浮遊城のマスタールーム

鍛練場

メイド バトラーの 部屋

忍の部屋

ルティ サキュバス

また 今後のためにと

サクラたちの部屋

管制ルーム

作業部屋

などなど 作成する

これでも まだまだ

空き部屋というか

空間は たいぶ余っている

今後 また何か追加することも

あるだろう

各部屋ができたことを

浮遊城組のメンバーに

メッセージ機能で飛ばしておく

これで 各自がカードで

情報を確認できるだろう

 

そうだ 通信といったら

次元を越えて メッセージが

機能できたかどうかの

確認もしないといけない

- リリン 聞こえるかい? -

- はい 聞こえます -

- 今から ステータスカード

 システムの メッセージ機能を

 確認したいと思う -

- 承知しました

 世界を渡って

 こちらで 受けて返せるか

 どうかの確認ですね? -

- そうだ リリンに送信するので

 リリンがシステム操作して

 返信してほしい

 では いまから

 テスト01 と送信する

 どうだい? -

 

しばしの間があり

- 着信しました

 テスト01 確認しました -

よし 送れると確認

- テスト0101 と返信します -

しばしの間を待つ

- どうやら 送れないようです -

- こちらも 届いていない

 うん いろいろわかったよ

 ありがとう リリン -

- はい マスター -

 

ステータスカード システムの

メッセージ機能では

浮遊城の私から

次元城へ送信できる が

次元城側から 浮遊城側には

送信できないか

メッセージ機能改善は

今後の課題だね



浮遊城内のことは

かんたんだけど

あらかた いい感じかな

と 大広間に向かう

 

ルティが 大広間に居る

すぐさま 駆け寄ってきた

「 あるじー わらわは

 肉を獲りたいー

 肉を食べたいー 」

肉の味を覚えた竜は

こうなるのなかと思いつつ

どうしようか 考えた

 

 


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