願いと紡ぐ 君の物語 * Love, Adventure, Survival, Education, Kizuna, Wish. 言葉と愛する 魔法と生きる 詞と生きる

CC.296.クロノも来るの【Chrono Chronicle】

Chrono will come too

「 あの後さらに

 銃を強くしたのですか

 まったく クロノ様は

 いえ もういいですわ 」

アリスが お茶目に

怒った風に言っている

それを聞いていた クロエと

サクラは クスクスと笑い合っている

何この可愛さは

 

だいぶ 和やかに 落ち込んでいた時の

かたさがななくなった気がする

よかった

まわりの一部の

忍者は青ざめている雰囲気はあるが

見なかったことにしよう



本当に話せてよかった

彼女達の 思いが

へんに溜まったりするより

言葉にして 言語化して

整理できていくのはいいことだな

その後は しばらく

一緒に 神水エリクシールを

飲みながら 彼女たちの

話を ただ聞いていた

 

さて 話のどこかで

区切りをつけて 他のことを

しようかなと考える

忍たちは もうほとんどがいない

いろいろ 警らに回ったのかな

 

いつもいるだろう

リリンやディオから

何か連絡あるかなと

待ってもいるが

それらしいこともない

なんだが珍しいな

こんなに間隔 空けること

なさそうなのに と

思っていると

クロエが

「 聞いてる クロノ? 」

続いて サクラが

「 何か他に気になることあるの? 」

そう聞いてきたので

「 聞いています 聞いてます

 べつに これといって

 ないから 大丈夫ですよ 」

と あわてて応える

 

「 ひとりにすると

 また 恐ろしいものを

 生み出すに違いありませんわ 」

アリスに 2人が

妙に納得している

そんなこと あるわけないでしょう

そう思いながらも

そうかもしれないとも思う自分がいる

 

3人の話しが なんとなく

終わりそうな気がする

そろそろいいかな

というところで

「 次は わたくしの

 部屋で続きにしましょう 」

「 ええ 」

「 そうしましょうか 」

そこですかさず

「 では私は これで 」

いいかけると

「 クロノも来るの ね? 」

もちろんクロノも一緒よ

といった感じで アリスが誘う

笑顔がこわいよ 

脅迫ではないですよね アリスさん

 

サクラとクロエをみると

なにか問題あるの みたいな

感じでこちらを見ている

「 それでは お邪魔でなければ 」

と 取り繕うようにこたえる

「 それじゃ 行きましょう 」

アリスは音頭をとった



手をひかれ アリスの部屋へ

かるく 連れてこられた感が

ありつつも

部屋の中に入り

話しの続きを 聞く

 

たっぷりと聞くつもりだった

ちょっと前の私自身に

なにか言いたかったが

ぐっと堪える

いやいや 彼女たちの話を聞くぞ

と覚悟を決める

 

その後も 延々と続くような

錯覚をおぼえながら

話に付き合う

話の内容は ほとんど覚えていない

 

彼女達は ますます元気に

肌ツヤが キラキラしている

底知れないなと思いつつ眺める 

でも やっぱり

可愛いなが 心の多くを

しっかりと占めていた

 

 


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