願いと紡ぐ 君の物語 * Love, Adventure, Survival, Education, Kizuna, Wish. 言葉と愛する 魔法と生きる 詞と生きる

CC.277.神天使降臨【Chrono Chronicle】

The advent of god angels

かなり久しぶりの食事をした感

肉の味もよかった

解体した肉や素材となるものを

カード化したり ストレージに収納する

 

汚れや道具などを

スライムで クリーンにしたりする

一部のスライムたちは 肉食を

好むものもいたので 次第に進化する

かもしれない予感がある

それから 当初の目的でもある

スライムの放牧のようなこともする

「 スライムたち 自由に成長してくれよな 」

そういって 各自の自由に任せる

一部は 私のところに残るつもりらしい

「 進化したスライムは

 また 迎えることもあるからな 」

告げると スライムはそれぞれ散っていく

この世界でも たくましく

スライムたちは 生き抜いていくことだろう



狩りは 終わったこともあり

次元城へ帰還してもいいのだが

しばし 腹休めする

そういえば 食事中に

恐竜種とかに襲われていない気がする

火があったからかな

まぁいいや 何もないならそれでいい

 

空を見上げる

浮遊城リリンクラウドが見える

何者か 配置した方がいいだろうな

ぼんやりとそう思う

どんなものがいいのだろうか

 

視界のなかに

恐竜種の何かが遠くで飛んでいる

姿を見つける 翼のシルエットがみえる

空を飛びまわっているものもいいかもしれない

そう感じると ひらめく

天使がいたらいい

 

天使のイメージが浮かぶ

- リリン この世界や

 浮遊城や神聖都市の 守護に

 天使を考えているが

 どうだい? -

- 天使ですか よいと思います -

- 天使を生み出して守護してもらう

 これでいこうか 決定 -

- はい マスター -

 

「 皆 今回の狩りは終了とする

 これから 浮遊城へあがり

 私はすることができた

 皆まで 付き合う必要はないが

 先に帰還したいのなら

 次元カーテンを出すが

 還りたい者がいれば 言ってくれ 」

みな それぞれ考えがあり

帰還したい者もいるだろう

そう思っていたが

みな そのまま残るらしい

「 皆には とくにすることも

 ないと思うが 付き合ってもらうことに

 しようかな 」

ハッと 応えてくれる

 

メンバーを指定して

浮遊城リリンクラウドへ送る

それから自分も転移

「 私は 今から

 天使を生み出すから

 それまで ちょっと離れていたり

 自由に過ごしておくといい

 呼ぶまであまり近づかないでほしい 」

そう告げると 皆は距離をとり

見守るつもりのようだ

 

これからは さらに集中しよう

アレイエデンの杖を取り出す

- リリン これから

 天使を生み出すことを成す

 アシストを頼む -

- はい マスター

 アシストさせて頂きます -

天使のイメージを 思い描く

イメージから 物理的にみえる

体となる要素を生み出す

リリンとの協力で

天使のような自我を

さらに情報アップデートする

魔力消費が だいぶある

久々の 魔力消費負担の感覚

天使の像たちは 宙に浮かび

さらに眩い光を発し 光り輝く

浮遊城の 大広間に光が溢れる

 

天使降臨

天使たちが 綺麗な顔立ちの天使たちが

ふわふわと 宙にいながら

こちらをみている

【 天使 】 の称号

指揮決定権 : クロノ

とある

さらに筆書スキルで書換え

リリン 【 神 】【 女神 】

として 指揮権があるように

付与術の術式を行使する

魅力的なパワーと存在感がある天使たち

 

さらにもう一段階いこうか

「 これから 君たち天使に

 名付けする 」

天使たちが よろこんでいるような

動きと微笑みをみせる

「 ミカエル

 ガブリエル

 ラファエル

 ウリエル

 サリエル 

 ラグエル

 レミエル

 ザドキエル

 ヨフィエル

 ハニエル

 カマエル 」

名付けする

一気に 魔力消費

かなりキツイ

負荷がハンパない

「 ぐっ 」

天使たちが さらに進化変化する輝き



「 クロノ様

 ありがとうございます 」

意識が飛びそうになったところで

呼びかけられる声の方を見る

神々しい天使がいる

「 我が名は ミカエル

 今しばらく この場は

 我らが守護致しますので

 どうか お休みになられますように 」

天使たちの称号が

【 神天使 】 になっている

指揮権 : クロノ

「 そうだね 少し眠るとしよう

 起きるまで 守護を頼む 」

魔力消費の疲労感が襲い

すぐにでも眠り込みそうだ

やばい どこかに転移して

休むことが かなり厳しいと感じ

「 すまないが ここで眠る 」

最悪 この大広間の床で眠ってもいい

とさえ 思うほどの眠気だ

「 でわ 我らが手の中で

 お眠りください 」

頷くようにして 神天使たちに

寄りかかる

神天使たちは 数名で私を

抱え込んでいく その光景を見ながら

私は 眠りに就いた

 

 


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