願いと紡ぐ 君の物語 * Love, Adventure, Survival, Education, Kizuna, Wish. 言葉と愛する 魔法と生きる 詞と生きる

236.クロエ&アリスと騎士の守護契約術式の儀式【Chrono Chronicle】

Chloe & Alice and Knight’s Guardian Contract Ritual

ナイトシールダーと ナイトパリィアを 従えて

他の者たちへと 歩み寄る

ディオと メイドやバトラーたちが

すっと 寄ってくる

「 おつかれさまでした 我が君

 クロエ殿たちには 観戦していただいておりました

 それにしても なかなかの騎士ですね 」

「 ありがとう たすかったよ

 騎士たちはそうだね よかったよ 」

 

ディオのそばにいる メイドやバトラーたちは

すましていて 接しているようだが

雰囲気が 目の奥が 戦闘したいといっているような

感じが 圧が ある

戦闘はしないよ そんなに見られても疲れたし

しないよ

ディオは この状況を見ていて クスクスを

笑っているようだ

 

私は タオル布と 聖杯にエリクシールを注ぎ

汗を拭きつつ 水分補給する

さて 騎士たちを クロエとアリスにと思う

メイドやバトラーたちが スッと寄ってくる

さきほどの戦闘意欲でなく

給仕としている気配

そういえば この者たちにも 必要な物資も

今後 渡していかないといけないな と思い至る

「 ディオ この者たちが 必要とするもの

 物資や備品を 用意しないといけなかったね 

 順次 準備するから よろしくね 」

「 ありがたき幸せ 我が君

 接待接客できるよう 布 水 食器など

 頂きましたら幸いです 」

「 わかった 生産しておく 」

「 はい 」

ディオの返礼を受ける

 

クロエと アリスを チラリとみる

彼女たちと 目が合う

ディオ メイドバトラーはじめ

まわりの皆に 告げる

「 これから 皆で大広間へ向かう

 ディオ 他のメイドやバトラーも集合させておいてくれ 」

まわりの皆が ハッと応えてくれる

 

私は 自分の戦闘後の休息もかねて 

急がす ゆっくりと 大広間へと向かう

大広間へ到着

ディオと聖導師が テキパキと動き指示している

ユリィーたち メイドやバトラーたちも揃い

整列している

私も 位置につく

騎士2体を 前に呼ぶ

「 この騎士2体は 新たな仲間となる

 こちらが ナイトシールダー

 大盾をメインに扱う守護騎士

 こちらは ナイトパリィア

 大剣をメインに扱う守護騎士

 みな よろしく頼む 」

ハッと返礼

よかった 騎士を少しばかり退かせる

よし つづけていこう

クロエとアリスに 視線を向けて

「 クロエ と アリス は ここへ 」

クロエとアリスは しっかりとした足取りで

歩き出す

- 聖導師 サポートを頼む -

- イエス マスター -

「 クロエ この騎士を

 君の専属守護騎士としようと思う

 いいかな? 」

「 ありがとうございます 

 快くお受け致します 」

よかった

「 アリス この騎士を

 君の専属守護騎士としようと思う

 いいかな? 」

「 ありがとうございます

 快くお受けいたします 」

うん よかった

ふたりとも 受けてくれる意志を確認できてよかった

 

言動や所作に関しては

聖導師の念話で ある程度サポートできている

ただ どう決断するかは 

彼女たち次第だったから 断られたらと

どうしようかとも 思っていた

ここの守護もそうだが 彼女たちに護衛もあれば

より安心して 守護に集中できる

 

「 では これより 契約儀式を執り行う 」

契約術式

契約の儀の 魔法陣が発動する

今回の契約は 彼女たちと騎士がメイン

「 これより 守護契約を成す

 クロエ ナイトパリィア 」

クロエが歩き出す ちょっと緊張しているようだ

クロエから 視線がこちらにたまに向けられる

聖導師とも念話をしているようだから

それほどは心配していない

  

私と クロエと ナイトパリィア が

契約の魔法陣の 中にいる

クロエが言う

「 我を守護する騎士となる誓いをたてるか 」

ナイトパリィアは 大剣を恭しく捧げる

クロエは 大剣に触れて

「 契約の基 汝を 我が守護騎士とする

 その剣 その騎士の誇りにかけて 守護せよ 」

ナイトパリィアは 剣を捧げつつ

さらに深く礼をおこなう姿勢をとる

契約の魔法陣がさらに光を放つ

 

契約を終えると ナイトパリィアは

クロエの傍に 位置取る

私は クロエを見つめ合い頷き合う

 

次いで

アリス

契約術式に臨む

アリスは こちらを見つめることはあっても

それほど緊張していない感じがある

先ほど見たことや もとの世界でも

似たことがあったのだろう

落ち着いているに越したことはない 

契約の儀の 魔法陣が発動する

「 これより 守護契約を成す

 アリス ナイトシールダー 」

私と アリスと ナイトシールダー が

契約の魔法陣の 中にいる

アリスが言う

「 我を守護する騎士となる誓いをたてるか 」

ナイトパリィアは 大盾を恭しく捧げる

アリスは 大盾に触れて

「 契約の基 汝を 我が守護騎士とする

 その盾で その騎士の誇りにかけて 守護せよ 」

ナイトシールダーは 盾を捧げつつ

さらに深く礼をおこなう姿勢をとる

契約の魔法陣がさらに光を放つ

 

契約を終えると ナイトシールダーは

アリスの傍に 位置取る

私は アリスを見つめ頷く

ん なんだ アリスから不思議な視線がくる

 

「 これで 契約は終了だ

 皆も ここの守護をよろしく頼む

 では解散 」

皆から ハッと 返礼を受ける

無事 クロエとアリスへの守護騎士の

守護契約術式の 儀式を終えられたと

安堵していると アリスが駆け寄ってくる

なんだろう

 

 


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