222.それぞれにステータスカードを渡す【Chrono Chronicle】
Give each one a status card
みんなから 口々に おかえりなさいと言われる
なんだかみんなとは 久しぶりな気がする
微笑み頷き返す
「 これから ちょっとはなしたいことがある
聞いて居て欲しい 」
みな コクリと頷くようにして 落ち着いてきた
「今 見えない存在としている 聖導師だが
名付けを行ったから これからは
リリン と呼んでほしい 」
- マスターから 名付けらえれました
今後ともよろしくお願いします -
そして 神像を出す
「 この像は リリンが 物理的な行動が
できるようにした依り代の像
動くことがあるから びっくりしないでほしい 」
大広間に置いておくのもいいかもと思う
つづけて
「 先ほど この世界の侵入者が来た 」
ぞわりとした緊張感が大広間にひろがる
殺気だっている者もいるし 怖いことを
口走っているメイドやバトラーもいる
クロエと アリスは
何か考え込んでいるようにしながら こちらを見ている
「 まずは安心してほしい もう追い返して
今は泳がせて情報を探っている
また今回に限らず これからまた こういうことが
あるかもしれない そのつもりで備えていてほしい
私としては 防衛力強化をすすめている
迷宮や システムや 武器 など
いろいろ作成するつもりだから
手伝いがいるときは よろしく頼む 」
ディオはじめ メイド13やバトラー13は
ハッと応答している
ユリィーも 騎士然として応えている
クロエとアリスも それぞれ応えている
「 私も 戦闘になった場合は
これらの銃で
補助支援回復や 捕縛などができるから
サポートをしていくからね 」
そういって 糸銃フィーンと
水銃ロスティラを チラリと披露する
「 こちらが 糸を出す銃
こちらは 水を出す銃 」
一瞬 アリスとクロエは 糸 水 となった感じ
なんなく静かな空気になった
ユリィーは とくにキリリとしたまま
メイド13とバトラー13の反応 僅かだが様々
ディオは 素晴らしい銃ですと 讃えている
やっぱり地味だよね
さて 気持ちを切り換えて
「 防衛システムの 情報連絡のことだが
今まで リリンやディオから受けていたと思うけど
情報取得しやすいように 個別にこれらを
渡しておく 使ってみてくれないかな 」
カードを束を ヴゥンと出して
手で払うようなしぐさで
ひとりひとりの 胸あたりに
ステータスカードを スーっと配置させた
「 それは ステータスカード だよ 」
ご愛読感謝 『CHRONO CHRONICLE』 ‐ 愛に出逢う投資異世界の冒険筆記 ‐
www.投資家.com OriginRegression Welcome twitter【www.投資家.com official】