願いと紡ぐ 君の物語 * Love, Adventure, Survival, Education, Kizuna, Wish. 言葉と愛する 魔法と生きる 詞と生きる

181.盾の戦術案

まだまだ作成もいいけど ゆっくりもしたいかな

まわりを スゥっと 片付けて

部屋をでる

 

それぞれみんな ゆっくりしてるだろうな

次元城を UIでみてみる

クロエと アリスは 自室か

部屋は隣同士になったんだな

聖導師は 多分 広間だろうか

ユリィーは 鍛練場いや

広間にいるみたいだ

ユリィーと聖導師で 城内のことでも

話しているのかな

 

では 鍛練場にいって

かるく武器の調子をみておきますか

シュン

マーキングによる転移をおこなう

 

鍛錬場 なんとなく ユリィーの

自己練しているイメージが浮かぶようだ

励んでいるんだな 立派だな

まわりを見わたし

魔法で 鍛練場の修復と清潔化と行う

うん 以前のように なっただろう

あと 防護と堅牢性を高めるために

防御や結界の魔法や しておく

うん これまた いい感じ

 

タタタッ 早足の足音がする

ユリィーだな

「マスター こちらでしたか」

「何か急ぎのことかい」

「いえ 鍛練しようかと来ている途中

何かされているような気配がしまして

駆けつけてきた次第です」

「鍛錬場を ちょっと修復してたよ」

「ありがとうございます

精進致します」

「ゆっくりでいいよ いつも助かっているよ」

「はい これから稽古でしょうか」

「いや 最初はかるく武器をみてみる程度で

とくにこれということはないね」

「では 武器をみながら手合わせを

お願いできませんか」

「え でも いつも 私が負けてばかりだし

手合わせまでしなくてもいいじゃないかな」

「制限のなかで さらに基本剣術ですので

今回は 武器の性能を試すことの相手と

してはどうですか」

「そうだね うん そうしてみようか」

「ありがとうございます」

 

心構えをして 向かい合い礼をする

翼筆剣ゼウセリオンを 剣状態にして出す

ユリィーも構えて 飛び込んでくる

「ゼウセリオン 羽根を」

3つの羽根が 飛び出し

羽根に 強化やプログラミングしていく よし

翼筆剣で ユリィーの攻撃を受ける

相変わらず いい剣だ

3つの羽根は ひとつひとつ短剣のように

ユリィーに 突きや斬りと 襲いかかる

ユリィーは 距離を置き

回避したり 受けたり 弾いたりしている

流石に戦闘がうまいな

「まだ いくよ」

さらに羽根を2枚 飛びだたせて

自分で制御も入力しつつ 追撃させる

私はとくに構えも取らずに

動かずその場で 攻撃を続けていく

ユリィーは 羽根の攻撃を受けるだけで

四苦八苦となり 初撃以降接近がない

羽根を使えば 対多の敵や

自動多重攻撃が できる

羽根を自己制御もできるから

攻撃手段としても増えるし やはりいいね

あ しまった

ユリィーが だいぶ追い込まれている

 

「ごめんごめん」

羽根を翼筆剣ゼウセリオンへと戻す

かなり 苦戦した様子だ

「いえ ありがとうございました」

「私の方こそ ありがとう だよ」

しばらくは 起きれそうにないみたいだな

「なんとなくですが 力が溢れている

感じでしたので もう少し粘れると

思ったのですが 攻撃が想定以上でした」

「十分 粘っていたよ」

「 はい」

「よく応戦していたと思うよ

剣で打ち合い払ったり

盾で防いだり 受け流したり

受け流しは上手いね」

「はい 攻撃を逸らして流す

イメージですね」

「そうだね 今度は 盾術として

攻撃を意図的な方向へ 流すいや

換えるのもいいよね さらに

撥ね返すこともできたら

防攻一体となるよ」

ユリィーに かんたんに

身振り手振りを 実演してみせて

元気づけてみる

まぁ 極論っぽいですけどね

「イエス マスター 盾も

もっと習得します」

ユリィーは キリっと真剣になっている

ええっ ユリィーさん

 

「ユリィー ゆっくり で いいからね」

ユリィーの気迫や勢いに

ゆっくりとこたえるだけだった