161.魔法使いクロエ
別の居室へと移動 腰かけて
「えっと クロエは元の世界に戻りたくないの
何か手がかりがあれば 手伝えるかもしれないよ」
「いえ 戻るつもりはありません
もう大丈夫です クロノ様のおそばにいます」
「ありがとう 無理しないでよね
あとクロノでいいよ」
「でも そうですか では二人の時に
そうします 婚約者ですから」
「まだ婚約者じゃないでしょ」
「ううぅ ひどいです でも可能性は
あるんですね」
しょうがないなと思いつつ クロエを見つめる
「さてクロエはこれから 行動をともにするよ
神聖都市を見てきたけど 街が荒れていて
恐竜がいた 時間がかなり経過している
目標としては 次元転送の送り先設置と
行き来しやすい環境構築かな」
クロエは一生懸命に聞き入ってくれている
「クロエを神螺に招待するから」
「わかりました」
UIを操り クロエの前に承諾選択の
ウィンドウを出す クロエは驚きつつ
私を見る
「あぁ 指でタッチできると思うよ」
タッチ操作して 承諾してくれたようだ
「クロノ様 私は魔法が使えます」
「え そうなのすごいな」
パーティ機能で クロエをみると
かなりの魔法使いのようだ すごい