ユリィー
歌うが終わる頃合いを見て 話しかける
「歌うまいね よかったよ」
「ありがとうございます」
「今から名付けをするよ」
「はい クロノ様」
「君の名は 『ユリィー』だよ」
「『ユリィー』 クロノ様 ありがとうございます」
「あとクロノ様の呼び方は 他にないかな」
「マイロード ご主人様 マスター」
なんだか似たようなことがあったよおな
「マスターで頼むよ」
「はい マスター」
「私は 少し休むよ」
久しぶりに 魔力が減る感触のなか会話を終わらせて ベッドに向かう
心地よい歌声を聴きながら 休眠する